軽度認知障害(mci)の診断・判定ツール

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軽度認知障害(mci)の診断・判定ツール

軽度認知障害(mci)の診察

軽度認知障害を疑って医師の診察を受ける場合は、精神科、神経科、神経内科等を受診することになります。

医療機関によっては、老年科やもの忘れ外来を設けてあったり、脳神経外科で診察を行ったりする場合もあるので、診察を受けに行く前に電話で確認しておけば安心です。医療機関がどこにあるのかわからないような時は、地元の保健所や役所の窓口で相談すれば情報を提供してもらうことができます。

軽度認知障害(mci)の診断方法

医師は、次のような方法で軽度認知障害の検査を行い、診断します。通常、認知症の診断を行うのと同じような方法です。

●長谷川式簡易認知症スケール
本人に、年齢や月日、時間、場所を質問したり、記憶や計算等に関するテストを行ったりする方法
●認知機能検査:MMSE(Mini Mental State Examination)
長谷川式簡易認知症スケールとほぼ同様の検査
●本人や家族からの聴き取り
認知機能や日常生活の様子等を聴いて判断する方法

そして、必要に応じて、MRI(磁気共鳴画像検査)、CT(コンピュータ断層撮影)、SPECT(脳の血流を調べる検査)等の検査も行って診断することもあるようです。

【認知症簡易チェックシート:参考ページ】

認知症簡易チェックシート(長谷川式スケール)

自分でできる、簡易認知機能検査評価ツール

10分程度で電話で受けられる、簡易認知機能検査評価ツールがあるのでご紹介しておきます。

あたまの健康チェック」という判定ツールで、有料(税別3,500円)ですが、10分程度で受けられるテストです。軽度認知障害の早期発見のために役立つとされています。

とかく「物忘れ外来」や「認知症診断」として本人を連れ出したり、あるいはテストを受けてもらったりすることに対する本人の抵抗を少しでもなくし、「健康チェックの一環」として家族からプレゼントするという感覚で、親しみやすいネーミングや体裁で工夫して作られています。もちろん、介護する側の家族ご自身のチェックとしても有効ではないでしょうか。

【あたまの健康チェック】

電話口でオペレーターが単語を読み上げるので、復唱することで記憶して答えたり、読み上げられたものの中から種類が違うものを選んだりします。テストの結果は郵送で届けられるようになっていて、認知機能の指数も表示されています。この指数は0~100で示されるもので、0~49.8の場合、軽度認知障害の疑いがあるとされているようです。

軽度認知障害の診断のためのツールではなく、一般的な評価を得るためのものですから、気になる症状がある時は医師の診察を受けることが大切です。

 

  • 認知症の症状が家族に出たとき、 あなたはどう対応しますか?